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闘う!食品営業!~商社飛ばしという禁忌~

前述の営業マンが協和発酵に打診した新作の油脂の出来は上々で
彼らはさっそく自社メーカーへ直接納入させられるように、水面下で動いていた



営業「ありがとうございます!今まで使っていた油脂より製品開発に便利で価格が安い、絶対これは行けますよ!」

研究「ところであんたたち、この新しい油脂の名称はどうすればいいんだい?」

営業「おまかせします!せっかく作っていただいたのに、使われなきゃ何にもならないんで!社に掛け合ってきます!」

研究「あいつら…」



この件を担当していた営業職二人は
社内で壁にぶち当たっていた
そう・・・上司の猛反対


たしかに(原価の安い)新製品を、
直接納入できれば卸を通さないから間接コストも削減できるし、
食品メーカーにとって万々歳の正論に思える。

…しかし

…そうは問屋が卸さなかった



(再掲)食品メーカーに関わる流れ
-------
原産地
→A、商社(大規模輸入・販売)
→B、原材料卸業者(業務用に調整・販売)
→C、食品メーカー(開発・販売)
→D、小売店
-------


つまりこの食品メーカー(C)は
とある商社(A)&傘下の油脂卸業者(B)と蜜月な関係にあり、
マージン(中間コスト)がかかる一方で、
キックバック(うちを使ってくれてありがとう…御礼のお金)をもらっていたかどうかまでは知らないが、まあたぶんいろいろオトナの事情があって



…正論が通らないのだ



上司は当然、既存業者の味方
…闘った結果二人は左遷されてしまった。


他にも、三井物産系と取引するこのメーカーにおいて、
伊藤忠商事系と組んで取引先刷新を企てて、
結果左遷されてしまった者もいたという…




改革ってかくも難しいものか




時代が今のような時代だったら彼らの処遇は違っていただろうか?

は?コンサル?なにそれ?…といわれる黎明期
転職…そんなこと怖すぎる!
リクナビなんかなくて、大学生は電話ボックスから資料請求をしていた
…そんな昔々のお話でした。





※ちなみにこのときの商品は、
営業で提案してきた二人の名をとって「YKオイル」となったそうな…
その営業YとKは、後に某牛丼チェーンの上層部や、某レストランの上層部として
活躍なさっているそうな…☆



fin.

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コメント

ハッピーエンドに感動すた

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コメントありがとうございます。そう、こんな語り継がれるような活躍をぜひ自分たちの代も…。
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